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台湾セメントが太陽電力発電所、屏東に台湾最大規模


ニュース その他製造 作成日:2010年10月11日_記事番号:T00025808

台湾セメントが太陽電力発電所、屏東に台湾最大規模

 
 グリーンエネルギー産業への参入を進める台湾水泥(台湾セメント)の辜成允董事長は、傘下の和平電力が屏東県で太陽電力発電所「日能太陽能発電廠」の建設に数百億台湾元(1元=約2.6円)を投資する計画を明らかにした。用地は台湾糖業(台糖)から租借する方針。発電能力は台湾最大規模となる100メガワット(MW)を予定している。11日付工商時報が伝えた。

 辜董事長は「台湾は世界有数の太陽電池パネル生産拠点だが、台湾で使用されているのはごくわずかだ」と指摘。屏東県の工場で使用する太陽電池パネルはすべて台湾域内で調達する考えだ。

 同グループは、グリーンエネルギー産業を今後5年間の重要投資分野とし、昨年、関連技術取得のため工業技術研究院(工研院)と提携。傘下のリチウムイオン電池メーカー、能元科技(E−One Moli Energy)は大型車用リチウム電池の商品化を推進中だ。同じく傘下の中国合成橡膠(CSRC、中橡)は、自動車、パソコン、テレビなどハイテク分野で幅広く利用されるカーボンナノチューブの応用技術開発と量産化を急いでいる。