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クアンタとコンパル、9月ノート出荷が過去最高


ニュース 電子 作成日:2010年10月11日_記事番号:T00025817

クアンタとコンパル、9月ノート出荷が過去最高

 
 ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は9月出荷台数が500万台、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は460万台で、そろって単月過去最高となった。中国の国慶節(建国記念日)連休(10月1〜7日)に向けた需要に加え、顧客が北米の感謝祭に向けた在庫積み増しを前倒ししたことが主因とみられる。ただ、今後については慎重な見方で、クアンタは10月出荷が前月比減少、コンパルは横ばいとみている。11日付電子時報などが報じた。
 
 クアンタの9月連結売上高は前月比11.9%増の966億9,900万台湾元(約2,600億円)、第3四半期は前期比7%減の2,693億2,200万元。コンパルも9月が前月比21.6%増の802億1,700万元、第3四半期が前期比5.9%減の2,185億500万元と、両社とも第3四半期通期としては減収で、ハイシーズンが振るわない状況となった。

 一方、緯創資通(ウィストロン)は、9月連結売上高が前月比21.2%増の620億6,700万元で過去最高、第3四半期は前期比9%増の1,622億5,300万元となった。9月出荷台数は年初来で最高の260万台だった。