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作成日：2010年10月11日_記事番号：T00025819
ＡＵＯ、海外転換社債で８億元調達
液晶パネル大手の友達光電（ＡＵＯ）は８日、海外転換社債を発行し、８億米ドルを調達した。５倍の応募超過となったため、発行枠が当初予定の６億米ドルから増額された。９日付工商時報が伝えた。
投資格付けが付与されていない発行体による社債としては、金融危機以降で最大規模となる。液晶パネル業界の海外転換社債としても、韓国のＬＧディスプレイ（ＬＧＤ）の５億5,000万米ドルに続く規模となる。
今回の社債は、ゴールドマン・サックスとＵＢＳを主幹事として発行され、わずか３時間で米国、英国、ドイツ、フランス、ルクセンブルク、香港、シンガポールなどの150を超える機関投資家から購入申し込みがあった。
市場関係者は「ＡＵＯの起債は、液晶パネル価格が底値に近づいていることや、在庫整理が一段落しつつあること、割安感などから順調に進んだ」と指摘した。
