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9月税収は前年比12%減、法人税引き下げが影響


ニュース その他分野 作成日:2010年10月12日_記事番号:T00025828

9月税収は前年比12%減、法人税引き下げが影響

 
 財政部が11日発表した9月税収は1,808億台湾元(約4,820億円)で、前年同月比12%(246億元)減少した。税率が25%から17%への引き下げられた営利事業所得税(法人税)は312億元と、前年比485億元もの大幅な減少となったことが影響した。中央社が報じた。

 営利事業所得税は1〜9月累計でも前年同期比530億元減少し、2,272億元となった。林麗貞・財政部統計長は、営利事業所得税率の引き下げのほか、金融危機の影響が残っており、今年の確定申告額が減少したことや、一部未納があることも影響していると指摘した。

 ただ李述徳財政部長は今年の税収見通しについて、景気回復による営業税(付加価値税)や貨物税(物品税)の増収などが営利事業所得税収の減少を補い、昨年を上回ると予測している。

 なお9月は営業税収が前年同月比60億元増えて485億元、貨物税収は同36億元増の147億元で個人消費の加熱がうかがえた。