ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

MRT文湖線、無人運転のはずが職員大量配置


ニュース 運輸 作成日:2010年10月12日_記事番号:T00025830

MRT文湖線、無人運転のはずが職員大量配置

 
 台北市の都市交通システム(MRT)を運営する台北捷運公司が、無人運転を採用している文湖線に100人を超える職員を配置するための人件費を来年度の予算に計上していることが分かった。12日付聯合報が伝えた。

 台北市議会で野党民進党は、市政府がトラブル続きの文湖線の運転システムを信頼していない証拠だとして追及。文湖線の安定度が99%に達したとする市政府の一方的な説明に疑問を投げ掛けた。

 これに対し、台北捷運公司の趙雄飛副総経理は「システムはまだ市民が満足できるレベルには達していないため、万一トラブルが発生した際、対応する人員がいれば、時間の節約につながる。システムが安定するまで、職員を配置する必要がある」と説明した。

 文湖線は昨年7月の開業以来、トラブルが続いている。台北捷運公司は文湖線への職員配置にかかった費用を施工業者の工信工程に請求する方針だ。