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作成日:2010年10月12日_記事番号:T00025836
ジャイアント、9月売上高が過去最高
自転車最大手、巨大機械工業(ジャイアント・マニュファクチャリング)が11日発表した9月売上高は、前月比5.63%増、前年同月比28.11%増の17億6,300万台湾元(約47億円)で、単月の過去最高となった。1〜9月累計は前年同期比16.28%増の127億7,300万元。証券会社は、ハイシーズンに当たる第4四半期はさらに成長すると好感している。12日付蘋果日報が報じた。
ジャイアントの業績好調は台湾拠点にとどまらず、連結売上高も9月は前月比7.5%増、前年同月比21.16%増の43億3,400万元で過去最高。1〜9月累計では前年同期比12.4%増の332億4,800万元に達した。同社主管は「下半期は世界経済の好転で、欧米市場で受注が相次いでいるほか、中国市場の力強い伸びが安定成長につながっている」と語った。
一方、美利達工業(メリダ)の9月売上高も13億3,300万元と前月比14.42%増、前年同月比3.08%増となり、1〜9月累計では前年同期比7.93%増の85億6,000万元で過去最高だった。
同社の1〜9月出荷台数は前年同期比8.2%増の67万3,713台で過去最高水準だった。9月出荷はハイエンド車種の生産に集中したため8万5,130台と昨年同月を下回ったが、同月の輸出平均単価は529米ドルで、昨年同月の462米ドルを大きく上回った。