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中国系資本、忠孝東路の店舗物件を落札【表】


ニュース 建設 作成日:2010年10月12日_記事番号:T00025839

中国系資本、忠孝東路の店舗物件を落札【表】

 
 安泰商業銀行は11日、台北市忠孝東路四段の支店スペース(161.68坪)の売却入札を行い、中国資本を背景とする香港企業、新宇亨得利控股の台湾子会社が1坪当たり556万6,600台湾元(約1,480万円)、総額9億元で落札した。中国資本が台北市の繁華街「東区商圏」で店舗物件を取得するのは初めて。12日付工商時報が伝えた。
 
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 台湾では来年にも中国人旅行客による自由旅行が解禁される見通しで、東区商圏の一等地は、ブランド店の出店先として脚光を浴びている。

 今回の入札対象は、土地持ち分は18.95坪。最低入札価格は7億2,752万元で、新宇亨得利を含む4者が応札した。安泰銀は今後1年半にわたり、落札者から月72万元の賃貸料で支店スペースの賃貸を受ける。

 市場関係者は、落札直後の投資利回りは年1%を下回るが、新宇亨得利は台北市の店舗物件の将来性を高く評価し、物件を取得したとみている。