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台湾HP、「3年以内にR&D人員2倍へ」


ニュース 電子 作成日:2010年10月12日_記事番号:T00025847

台湾HP、「3年以内にR&D人員2倍へ」

 
 台湾ヒューレット・パッカード(HP)の施志国董事長は11日、台北市の南港軟体園区(ソフトウエア園区)への本社移転記念パーティーで、将来、同拠点を同社世界初の「コンピューティング・ハブ」と位置付け、3年以内に研究開発(R&D)人員を2倍に増強するとの方針を示した。同社は今回、同市民生東路と信義路に置いていたR&D拠点も統合し、南港へ移転した。12日付経済日報が伝えた。
  
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南港ソフトウエア園区移転を祝う施志国・台湾HP董事長(右2)(11日=中央社)

 台湾HPのR&Dは従来台湾市場向けの位置付けだったが、今後追加投資によって世界的なR&Dセンターとしての役割を担うことになる。R&D重点項目として、▽タッチセンサー▽3次元(3D)ディスプレイ▽個人向けクラウドコンピューティング──などが挙げられている。

 台湾HPはこれまで本社を台北市信義計画区の国泰人寿信義経貿ビルに置いていた。今回の南港への移転で、年間1,000億台湾元(約2,650億円)以上かかっていたとみられる賃料の節減も期待できるもようだ。