ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

バックライトモジュール業者、パネル在庫調整で影響【表】


ニュース 電子 作成日:2010年10月12日_記事番号:T00025849

バックライトモジュール業者、パネル在庫調整で影響【表】

 
 バックライトモジュール主要5社の9月売上高は、パネル業界での在庫調整により受注が伸び悩み、福華電子(フォワード・エレクトロニクス)が前月比1.54%増、瑞儀光電(ラディアント・オプトエレクトロニクス)が0.67%増と2社が微増だったほか、残り3社は前月比5%以上の減収となった。液晶パネル業界の在庫調整に影響を受けたとみられる。12日付電子時報が伝えた。
T000258491

 
 9月に減収となった3社のうち、同業最大手の中強光電(コアトロニック)の同月売上高は、前月比6.10%減、前年同月比3.56%増の82億4,100万台湾元(約218億円)だった。同社のバックライトモジュール出荷量は、全体では21%減少したが、液晶テレビ用パネル向けは137万個で前月比27%増加した。

 輔祥実業(フォアハウス)は15日に奈普光電科技(タイワン・ナノ・エレクトロオプティカル・テクノロジー)を買収したことで増収が見込まれていたものの、9月売上高は21億9,400万元で5.29%の減収となった。前年同月比では9.18%増加した。

 大億科技は減収幅が最も大きく前月比26.10%減、前年同月比77.58%増の9億6,700万元だった。