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環保署の工場立ち入り検査、「1カ所に数日」方式へ転換


ニュース その他分野 作成日:2010年10月13日_記事番号:T00025858

環保署の工場立ち入り検査、「1カ所に数日」方式へ転換

 
 行政院環境保護署(環保署)は12日、工場の廃水や大気汚染をめぐるトラブルが絶えないことを受け、工場への立ち入り検査を予告なしで1日に数カ所の工場を検査する方式から、1カ所の工場で数日かけて検査を行う方式に変更したことを明らかにした。13日付経済日報が伝えた。

 環保署は2年前から汚染源を徹底調査する方式を取り入れており、同署の陳咸亨・環境督察総隊長は、「汚染源の調査時に排水管の末端を調べるだけでなく、工場内部の原因を究明する方針が全土で採用されている」などと説明した。

 雲林県ではこのほど、皮革工場に対する検査が1週間かけて行われ、高濃度の汚染物質を含む廃水を排出している事実が判明。検査方針の変更は着実に成果を上げているという。現在の検査対象は石油化学や光電関連など環境問題が指摘されやすい産業が中心となっている。