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遠雄とTECO、南京で不動産事業参入


ニュース 建設 作成日:2010年10月13日_記事番号:T00025860

遠雄とTECO、南京で不動産事業参入

 
 遠雄建設事業(ファーグローリー・ランド・デベロップメント)と東元電機(TECO)は12日、中国・江蘇省南京市に合弁会社「南京海峡投資開発公司」を設立し、現地でニュータウン開発型の不動産事業に参入することを董事会で決議した。13日付工商時報が伝えた。

 投資額は遠雄建設が3,900万米ドル、TECOが1,000万米ドルの計4,900万米ドルで、それぞれ経済部投資審議委員会(投審会)に投資申請を行う。

 遠雄建設は工業団地、デジタル住宅団地などの整備で実績がある。TECOも経済部と合弁で設立した世正開発(センチュリー・デベロップメント)を通じ、台北市の南港軟体工業園区(ソフトウエアパーク)の整備に参入している。市場関係者は、両社の提携が相乗効果を生むとみている。

 両社は最近、中国の世茂集団(SHIMAOグループ)、香港の新鴻基地産(サンフンカイ・プロパティーズ)、恒基兆業地産(ヘンダーソン・ランド・デベロップメント)などとともに不動産ファンド運営会社「海峡建設投資開発公司」を設立することも明らかにしている。