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作成日：2010年10月13日_記事番号：T00025861
台北市の高級オフィス賃料、「香港の５分の１」＝コリアーズ
米不動産コンサルタント、コリアーズ・インターナショナル台湾法人の高力国際が12日発表した最新報告によると、今年上半期の台北市Ａ級（高級）オフィス物件の平均賃料は１坪当たり月2,800台湾元（約7,400円）と、世界最高となった香港の１万5,254元に比べ５分の１以下であることが明らかとなった。ただ、台北市では質の良い物件の新規供給が少ないことや、海峡両岸経済協力枠組み協議（ＥＣＦＡ）効果により、今後３年で賃料は５～10％上昇すると予測している。13日付聯合報が伝えた。
Ａ級オフィス平均賃料の世界２位以下は▽ロンドン・ウエストエンド、１万2,245元▽東京、9,521元▽ロンドン・シティ、8,899元▽パリ、8,676元──。
香港は昨年、ロンドン・ウエストエンドを大きく下回る２位だったが、今年は一気に抜き去った形だ。また、上海は47位の3,577元だが、３年前の100位圏外から大きく順位を上げており、さらに上半期に建設中のオフィスビル物件の総面積は102万平方メートルで世界１位となった。
