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CSCの12月台湾向け価格、一部小幅引き上げ【表】


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2010年10月13日_記事番号:T00025867

CSCの12月台湾向け価格、一部小幅引き上げ【表】

 
 中国鋼鉄(CSC)は12日、12月の台湾市場向け価格を、電磁コイルを1トン当たり1,000台湾元(約2,650円)、熱延・冷延の中高炭素鋼と低合金鋼製品をそれぞれ500元引き上げた一方、鋼板、棒線、電気亜鉛めっきコイル、溶融亜鉛めっきコイルの4製品は据え置き、値上げ幅は平均0.2%となった。13日工商時報が伝えた。 
 
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 鍾楽民同社副総経理はこれについて、「台湾元高が川下メーカーの受注に圧力となっていることに加えて、中国の電力供給制限による減産の恩恵も少ないことが値上げの障壁となった」と語った。

 なお、来年の生産量について鍾副総経理は、傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)の第一高炉と熱延生産ラインが第4四半期からフル稼働となっており、CSCの第3冷延ラインも来年2月から試験生産を開始するため、25%の増加を見込んでいる。