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ネット対応テレビ出荷、「12年に1億台突破」【図】


ニュース 家電 作成日:2010年10月13日_記事番号:T00025869

ネット対応テレビ出荷、「12年に1億台突破」【図】

 
 市場調査会社、ウィッツビューが12日に発表した最新レポートによると、インターネット接続や周辺機器との接続が可能なテレビ(Connected TV)の出荷台数が2012年に1億台を突破し、市場浸透率も42%まで上昇すると予測されている。13日付工商時報が報じた。
 
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 ウィッツビューの予測によると、今年のネット対応テレビの出荷台数は前年比184%増の3,980台で、テレビ市場全体(1億8,800万台予測)の22%を占めるとみられる。来年も107%成長(出荷台数8,100万台、浸透率38%)し、再来年は1億300万台まで伸びる見通しだ。さらに14年には浸透率が50%を超え、15年に出荷台数が2億台に達すると予測されている。

 同製品の将来性を好感し、ソニー、サムスン電子など大手テレビブランドが、開発に取り組んでいるほか、さまざまな製品にネットワーク機能が搭載されるようになり、さらに「グーグルテレビ(Google TV)」や「Apple TV」といったプラットフォームが出現したことで、ネットや他の機器と連動する「スマートテレビ」という概念が市場の関心を呼んでいる。

 こうした中、来年以降ネット対応テレビ市場が大幅な成長を見せれば、友訊科技(D-Link)、合勤科技(ザイセル・コミュニケーションズ)、正文科技(ジェムテック・テクノロジー)など台湾の通信機器メーカーに恩恵をもたらすと証券会社は予測している。