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鼎元光電、福建に合弁LED工場建設へ


ニュース 電子 作成日:2010年10月13日_記事番号:T00025876

鼎元光電、福建に合弁LED工場建設へ

 
 中国市場の積極開拓を進める発光ダイオード(LED)チップメーカー、鼎元光電科技(TYNTEK)は12日、中国・国営の福建省電子信息産業集団と
合弁で、LEDエピタキシャルウエハーからパッケージングまでをカバーする一貫工場を福建省福州市金山工業区に設置すると発表した。来年下半期にも第1期工事が完了する予定で、主に現地顧客への供給を目指す。13日付工商時報が伝えた。

 合弁会社の名称は「福州兆元光電」、資本金3億5,300万人民元(約43億円)のうち、鼎元光電が1億5,300万人民元(43.3%)、残り2億元を福建省電子信息産業集団が出資する。

 新会社は、第1期工場に有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置30台を導入し、主にLEDエピウエハーおよびチップを生産。時機を見て第2期工事に着手し、パッケージング設備も導入する方針だ。

 傅佩文・鼎元光電董事長は、合弁会社による現地顧客への供給について、地の利を生かせる上に、中国政府が進めるLED自給率向上政策にも合致すると説明した。