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台北・新北市長選の支持率、「国民党が大幅リード」=金秘書長


ニュース 政治 作成日:2010年10月14日_記事番号:T00025883

台北・新北市長選の支持率、「国民党が大幅リード」=金秘書長

 
 国民党の金溥聡秘書長は13日、5市直轄市長選挙(11月27日投開票)に関して同党が9〜12日に行った世論調査では、台北市、新北市(現台北県)ともに国民党候補に対する支持率が民進党候補を6ポイント以上リードする結果となったことを明らかにした。リード幅はこれまでの調査で最大だという。サンプル数は1,300人。14日付自由時報が報じた。
 
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メディアの質問に答える金溥聡秘書長。金秘書長の発言に民進党からは「国民党は焦っている」との反応も挙がった(13日=中央社)
 
 金秘書長は台北市の動向について、再選を狙う郝龍斌氏(国民党)は、台北国際花卉(かき)博覧会(花博)をめぐる汚職疑惑でいったん支持率を落としていたものの、国民党寄りまたは中間層の有権者の支持が戻り始めていると分析した。郝氏が汚職疑惑に対し「関与していれば辞任する」と早くから表明したことが有権者に安心感を与えた一方、民進党のネガティブキャンペーンは度が過ぎ、同党候補の支持率上昇にはつながっていないと指摘した。

 これに対し呉乃仁・民進党秘書長は、9日から始まった花博の試験開放でのトラブル続出を連日メディアが取り上げていると指摘、「彼(金・国民党秘書長)はテレビも新聞も見ていないのか」と反撃した。