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総合スーパーのユニー、頂新集団と合弁で中国展開【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年10月14日_記事番号:T00025888

総合スーパーのユニー、頂新集団と合弁で中国展開【表】

 
 「アピタ」、「ピアゴ」など総合スーパー(GMS)を展開する日本のユニーは13日、中国の食品・流通最大手で、台湾系の頂新国際集団と合弁会社を設立し、中国市場で事業を展開することで合意したと発表した。2012年に上海市で1号店をオープンする計画だ。14日付経済日報によると、今後10年で中国の主要都市に10店を設置し、年間売上高1,000億円を目指す方針とされる。
 
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 ユニーによると、12月に英領ケイマン諸島で資本金3,310万米ドル(出資比率・ユニー70%、頂新30%)の持ち株会社、ユニー(ケイマン)ホールディングスを設立する。その後、ユニーが既に進出している香港以外で、ユニー(上海)など事業子会社を設立していく予定だ。

 陸億華・頂新集団財務長は、ユニーの日本での経験と頂新の中国での経験が中国市場開発に有効だと指摘した。中国最大の即席めんブランド「康師傅」の康師傅控股を傘下に持つ頂新集団は、2008年末に伊藤忠商事から20%(7億1,000万米ドル)の出資を受けたほか、今年9月末にはアサヒビールによる株式6.54%(5億2,000万米ドル相当)取得が決まるなど、日本大手企業との結びつきも強い。