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バックライトモジュールの大億、自動車部品事業部を設置


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年10月14日_記事番号:T00025896

バックライトモジュールの大億、自動車部品事業部を設置

 
 大億集団傘下で、液晶ディスプレイ用バックライトモジュールメーカー、大億科技(ケンモス・テクノロジー)はこのほど、社内に自動車部品事業部を設置した。同社は最近、中国自動車市場の急速な成長を好感して自動車部品分野への投資を積極化している。また今回の事業部設置は、同系列の大億交通工業製造、堤維西交通工業(TYCブラザー・インダストリアル)といった自動車用照明メーカーと足並みをそろえ、グループ全体の発展を図る目的があるようだ。ただバックライトモジュール分野での発展にも引き続き取り組む構えだ。14日付電子時報が報じた。

 大億科技は100%子会社の茂伯投資を通じ、昨年、自動車用サンシェード(日よけ)台湾最大手の皇田工業に出資して最大株主となったほか、最近では自動車エンジンのスイッチ用部品を主力とする中国の顕亮(昆山)汽車配件に110万米ドル、20%を出資した。

 なお、大億科技の9月連結売上高は9億6,700万台湾元(約25億7,000万円)、単月過去最高を記録した8月比では26%のマイナスだったが、第3四半期通期では前期比26%増の大幅成長となった。