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TSMC、Q3売上目標を上方修正


ニュース 電子 作成日:2007年9月11日_記事番号:T00002590

TSMC、Q3売上目標を上方修正

 
 台湾積体電路製造(TSMC)の8月の連結売上高は、過去最高を更新した7月をさらに1.5%上回り、昨年同期比8.1%増の300億1,900万台湾元(約1,028億円)となった。TSMCは、ここまでの売り上げ好調を見て、第3四半期の売り上げ目標を850億~870億元、成長率16.1%から、870億~890億元、成長率18.8%へと引き上げた。

 第1四半期における顧客の在庫調整により、8月までの累計売上高は昨年より7.4%の減少となった。しかし、業界の観測では、TSMCのパソコン、IT(情報技術)関連の主要顧客であるAMD-ATI、エヌビディア、クアルコム、テキサス・インスツルメンツ(TI)など有力メーカーが第4四半期に立て続けに新製品を発売するためTSMCへの発注が増加する。しかもクリスマス、旧正月というハイシーズンを迎えるため生産ラインの稼働率アップに伴ってTSMCのへのオファー価格も回復が見込まれ、好調を持続するとみられる。11日付経済日報が報じた。