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ウィンテックが3億ドル調達計画、タッチパネル開発などに投資


ニュース 電子 作成日:2010年10月14日_記事番号:T00025904

ウィンテックが3億ドル調達計画、タッチパネル開発などに投資

 
 中小型液晶パネルメーカー、勝華科技(ウィンテック)は第3四半期、アップルのタブレット型パソコン「iPad」へのタッチパネル出荷増が続いたことで、既に利益が通年目標を達成、第4四半期もさらに拡大する見通しだ。こうした中、同社はグローバル預託証券(GDR)の発行を通じて2億9,000万〜3億8,700万米ドルの資金を調達する計画で、海外からの原材料調達やタッチパネル研究開発(R&D)への投資に充てる構えだ。発行は来年初旬を予定している。14日付電子時報が報じた。

 ウィンテックの自社決算による第3四半期連結売上高は191億6,300万台湾元(約510億円)、連結純利益は12億3,900万元となった。同期は小型タッチパネル生産に充てていたラインを中型タッチパネルに回したことで売上規模と利益が大幅に拡大した。1〜9月累計では、連結売上高が398億4,700万元、連結純利益は5億6,600万元だった。

 また同社は、第4四半期に入って中型タッチパネルの新たな生産ラインが稼働したことから、10月も10%を超える業績成長が予測されている。