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サファイア基板、Q4は10%高予測【図】


ニュース 電子 作成日:2010年10月14日_記事番号:T00025906

サファイア基板、Q4は10%高予測【図】

 
 発光ダイオード(LED)の原材料となるサファイア基板の先高感が強まっており、市場関係者は、第4四半期に前期比10%の値上がりを見込んでいる。14日付蘋果日報が伝えた。
 
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 値上がりの背景には、LED需要の高まりに対し、サファイアインゴットメーカーの生産能力が限られ、需給バランスが崩壊していることがある。
 
 サファイア基板価格は、第1四半期の8~11米ドルから第2四半期には14~16米ドルとじり高で推移した後、第3四半期に一気に21~23米ドルまで上昇、第4四半期は23~25米ドルでの推移が見込まれる。年初からの上昇幅は既に150%に達している。

 この結果、晶元光電(エピスター)、璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)、泰谷光電科技(テクコア)などLEDメーカーは粗利益率が第3四半期に3~6%、第4四半期に1.5%程度低下することが避けられない見通しだ。