ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

日中レアアース問題、台湾電子メーカーにも影響


ニュース 電子 作成日:2010年10月14日_記事番号:T00025908

日中レアアース問題、台湾電子メーカーにも影響

 
 沖縄県尖閣諸島沖で中国漁船と海上保安庁巡視船の衝突事件が発生して以降、ハイテク製品の生産に欠かせないレアアース(希土類)の、中国から日本への輸出が滞っている問題で、日本製部品を使用する台湾の電子機器メーカーにも影響が出始めているようだ。14日付経済日報が報じた。

 台湾の業者によると、広東省や福建省で電子製品の生産に従事する台湾ハイテクメーカーの多くが、日本製の部品を使用しているが、最近、深刻な不足に直面しているという。

 アップルのタブレット型パソコン「iPad」や音楽プレーヤー「iPod」周辺製品を生産するある台湾系メーカーは、「日本からの部品供給が滞っているため、顧客の納期に間に合わせるため空輸を使わざるを得ず、今月だけでその費用が1,000万台湾元(約2,660万円)以上に上った」と嘆いた。