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作成日：2010年10月15日_記事番号：T00025911
プロゴルファー呂文雄氏、けんか注意して暴行され死亡
プロゴルファーの呂文雄氏（41）が14日深夜１時半ごろ、台北県淡水鎮の自宅マンションの駐車場で口論していた酒に酔った男女４人に対し、近隣住民に迷惑だと注意したところ、殴る蹴るの暴行を受け、脳内出血の重傷を負い死亡した。15日付聯合報が報じた。
調べによると、田瑞栄容疑者（29）とその妻、田の友人の王志誠容疑者（同）とその恋人は13日夜、連れ立ってカラオケ店に出掛け、男２人が酒に酔ったため田の妻が運転して王の自宅に送り届けた。しかし、駐車場に着いても王が車を降りようとせず、田と口論になっていたところ、そこへ通りかかった呂氏に注意を受けた。
田容疑者は「注意を受けて最初は謝ったが、それでも呂氏に汚い言葉で罵られため、カッとなってしまった」と供述している。
マンションの警備員によると男２人は、呂氏の頭部をひざやバイクのヘルメットを使って殴りつけており、「殺す気か」と大声で制止しても手を緩めなかったという。
呂文雄氏は2003年のミズノ台湾礼品プロゴルフトーナメントで優勝経験を持つ有力選手だった。
