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台北市の公営賃貸住宅、空軍総部敷地に建設へ


ニュース 建設 作成日:2010年10月15日_記事番号:T00025920

台北市の公営賃貸住宅、空軍総部敷地に建設へ

 
 台北市政府はこのほど、中心部の仁愛路と建国南路の交差点付近にある空軍総部を公営賃貸住宅として再開発する方針を固めた。15日付聯合報が伝えた。

 郝龍斌台北市長は空軍総部を若年層向けの「青年住宅」、主に社会的弱者向けの「社会住宅」として再開発する方針を表明した。今後は土地所有者の財政部国有財産局が国軍に空軍総部の移転先用地を提供する形で、来年か2011年に着工を見込む。

 空軍総部の面積は約1万坪で、市内一等地にありながら、2~3階建ての低層建築物が中心となっている。市側は1世帯当たり15~20坪の賃貸住宅2,000戸を建設する方針だ。周辺には高級マンションとして有名な「帝宝」があり、完成すれば、高級マンションと公営賃貸住宅が隣接して建つことになる。

 これに先立ち、馬英九総統は内政部、国防部、地方自治体に対し、国有地への社会住宅の建設を検討するよう指示していた。