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太陽電池用シリコンウエハー需要増、先払い金が一般化


ニュース その他製造 作成日:2010年10月15日_記事番号:T00025924

太陽電池用シリコンウエハー需要増、先払い金が一般化

 
 太陽電池用シリコンウエハーに対する需要増を受け、中台の関連メーカーが受注に対し5〜15%の先払い金を求めていることが分かった。15日付電子時報が伝えた。

 台湾メーカーによると、先払い金の率は、納入契約の期間や供給量によって異なり、1年契約で契約額の10〜15%、3年契約で同5%前後に設定されているという。

 シリコンウエハー業界では現在、来年の供給契約を結ぶ時期を迎えており、中台のメーカーの多くが契約に先払い条項を盛り込んでいる。太陽電池メーカーは今後、原材料のシリコンウエハーを確保するため、先払い金の支払いに応じざるを得ない見通しだ。

 台湾メーカーは「来年の受注分は既に満杯で、これ以上の需要には応じようがない状況だ」と話した。