ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

太景生技、米ワーナーに抗生物質技術移転【表】


ニュース 医薬 作成日:2010年10月15日_記事番号:T00025925

太景生技、米ワーナーに抗生物質技術移転【表】

 
 永豊餘集団が出資するバイオ医薬品メーカー、太景生物科技(タイジェン・バイオテクノロジー)は14日、同社の持つメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)やバンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌(VRSA)に優れた効果を発揮する抗生物質「Nemonoxacin」の技術移転契約を米ワーナー・チルコットと結んだと発表した。
 
T000259251

 
 太景生技は2004年に米P&Gから第1相臨床試験を終えた段階のNemonoxacinの開発権を取得し、現在は米国で第2相臨床試験を進めている。今回、太景科技はワーナーに欧米で第3相臨床試験を行う権利を認めたほか、年内にも日本を除くアジア市場で大手製薬メーカーと技術移転契約を結ぶ見通しだ。

 ワーナーとの契約額は非公表だが、太景生技は契約金のほか、臨床試験の進度に沿った達成金、発売後の権利金、販売目標達成金などさまざまな名目で収入を得る。

 太景生技の許明珠董事長は「来年は収益元年になる」と述べた。同社は来年第3四半期に上場を予定している。