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自動車・二輪車
作成日：2010年10月15日_記事番号：T00025929
台湾アウディ、５億元で販売拠点拡充へ
台湾アウディは、台湾自動車市場を好感し、今後相次いで新車を投入するほか、５億台湾元（約13億円）以上を投じて、旗艦店など販売拠点を拡充する構えだ。15日付工商時報が伝えた。
同社は14日、コンパクトスポーツカーのＴＴシリーズ2011年モデルを発表した。11月には高級乗用車「Ａ８」を発表予定で、来年第１四半期には新型「Ａ１」「Ａ６」「Ａ７」などを発売する。
邱山祥総裁によると、年内に新竹に旗艦ショールームを開設、来年には桃園と台南にも旗艦店を設置し、さらに３～４拠点を設ける。旗艦ショールームの設置にかかる費用は１店舗当たり１億元以上とみられる。
同社は今年第１〜３四半期の販売台数が1,740台と、昨年通年の1,320台も上回る好調から、今年通年2,500台の目標達成に自信を深めている。
一方、フォード車の生産・販売を行う福特六和汽車は、2010～17年に小型車とＲＶ（レジャー用多目的車）を中心に販売する中長期計画に基づき、来年末までに小型車「フィエスタ」の生産を台湾で開始する予定だ。これに向けて来年10億元以上を開発経費として計上する。
