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アリマの携帯電話出荷、来年は7〜8割成長も


ニュース 電子 作成日:2010年10月15日_記事番号:T00025932

アリマの携帯電話出荷、来年は7〜8割成長も

 
 15日付電子時報によると、携帯電話受託生産で台湾最大手の華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)は、既存顧客のソニー・エリクソンからの受注増、および今年第3四半期から新たにモトローラを顧客に加えたことなどから、来年の出荷台数が2,800万〜3,000万台へと今年比70〜80%の大幅成長を遂げそうだ。

 携帯電話部品メーカーの予測によると、アリマの今年第4四半期出荷台数は前期比20〜25%増の600万〜700万台。これに第1〜3四半期の1,041万台を加えると、今年通年では前年比40%増の1,600万〜1,700万台が予想される。

 ソニー・エリクソンへの出荷は今年、「Spiro」「Yendo」の大量出荷が貢献し通年600万〜700万台が見込まれるが、来年はさらに1,200万台まで伸び、第4四半期に3〜4機種が追加される予定のモトローラへの出荷は、今年の100万台から来年は1,000万〜1,100万台へと大幅に成長するとみられている。

 一方、3大顧客の一つLGエレクトロニクスへの出荷は今年、旧機種を中心に800万〜900万台とみられるが、来年は600万〜700万台に縮小する見通しだ。