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ACLED、世界初の規格制定へ


ニュース 電子 作成日:2010年10月15日_記事番号:T00025934

ACLED、世界初の規格制定へ

 
 交流(AC)電源の発光ダイオード(LED)照明製品の、部品およびモジュールの測定規格と標準規格が早ければ年末にも経済部標準局から発表される。同分野での標準規格制定は世界初となる。15日付電子時報が報じた。

 台湾では2008年に工業技術研究院(工研院)がACLED技術を開発し、晶元光電(エピスター)、光宝科技(ライトン・テクノロジー)、鼎元光電科技(TYNTEK)、福華電子(フォワード・エレクトロニクス)などに移転。エピスターは同技術を基に高圧(HV)LEDを開発し、LED照明のコスト低減を実現させた実績がある。

 LEDの光源は直流(DC)が中心で、ACの場合、電圧の変化で明るさが不安定になる問題があるため、現時点では主に比較的小さな補助照明器具に用いられている。しかし、安全規格の制定に続いて、測定・標準規格が制定されれば消費者の信頼感を高め、同分野の発展にプラス効果を生むとみられる。