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台塩実業、生理食塩水と透析液に参入へ


ニュース 医薬 作成日:2010年10月18日_記事番号:T00025949

台塩実業、生理食塩水と透析液に参入へ

 
 製塩大手、台塩実業の洪璽曜董事長は17日までに、近く行政院国家科学委員会(国科会)の支援を受けるバイオ企業と提携し、生理食塩水と人工透析用の透析液の生産に参入する方針を明らかにした。来年にも台塩通霄工場(苗栗県)で生産を開始する。18日付工商時報が伝えた。

 台塩は既に皮膚の傷や潰瘍(かいよう)を保護する「スキンテンプ(司金敷布)」「メディフィル(蜜迪膚)」を発売しているが、治療用の製品に参入するのは初めて。通霄工場ではこれまで、飲用の海洋アルカリイオン水を生産してきた。

 台塩はまた、北米の顧客から保健食品、トイレタリー用品、練り歯磨きなどを受注した。中国では台湾のような自社販売網を設置することなく、沿海部の代理店を通じ、保険食品、美容用品、トイレタリー用品、飲料水、塩製品などの販路を拡大していく方針だ。