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韓国製BBクリーム、蛍光剤を検出


ニュース その他製造 作成日:2010年10月18日_記事番号:T00025950

韓国製BBクリーム、蛍光剤を検出

 
 韓国のイネル化粧品が販売する人気化粧品ブランド「IPKN(イプクン)」のBBクリーム(皮膚保護クリーム)に蛍光剤が含まれていることが、蘋果日報の調査で明らかになった。18日付同紙が伝えた。

 行政院衛生署は「業者が無許可で蛍光剤を添加した場合、化粧品衛生管理条例に違反する」と指摘し、調査に乗り出した。同条例によれば、販売元は10万台湾元(約26万5,000円)以下の罰金と期限内の販売回収が命じられる可能性がある。衛生署は化粧品に蛍光剤が含まれている場合、販売許可を出していないという。

 林口長庚医院毒物科の林杰リョウ主任(リョウは木へんに梁)は「人工蛍光剤はアレルギーを起こし、皮膚炎のほか、ひどい場合にはがんを起こす可能性もある」と指摘した。

 台湾での代理店、錦泰隆は、自社で行った検査では蛍光剤が検出されなかったなどとし、同社担当者は「異なる検査結果が出て、どうコメントしてよいか分からない。もし製品に問題があるならば、衛生署は我々に販売を許可すべきではなかったのではないか」と述べた。

 衛生署は専門家会合を開き、化粧品への蛍光剤含有を明確に禁止する方向で法改正を行うかどうか協議する方針だ。蘋果日報によると、BBクリームの台湾での販売量は推計で年間360万本以上に上る。