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南僑、中国製パン業界に攻勢


ニュース 食品 作成日:2010年10月18日_記事番号:T00025952

南僑、中国製パン業界に攻勢

 
 油脂メーカーの南僑化学工業は、中国の製パン業界をターゲットに攻勢をかけており、11月25日に上海市で開かれる製パン業界の展示会に出展する。既に同社の製パン用油脂(ショートニングなど)を使用するパン店は中国全土で2万カ所に増え、シェアは30%に達した。16日付蘋果日報が伝えた。

 業界統計によると、中国のパン店の数は毎年10~14%のペースで増えており、今後も市場拡大が見込める。このため、南僑はこのほど天津市に1億台湾元(約2億6,500万円)を投資し、冷凍パン生地工場の建設を決めた。生産ライン3本の体制で、来年第2四半期に生産を開始する。

 南僑は現在、上海地区で「貝可利麺包」のブランドでパン店2カ所を出店している。今後はフランチャイズ方式での出店拡大も検討する。