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エイサーの電子ブックリーダー、欧州で販売開始


ニュース 家電 作成日:2010年10月18日_記事番号:T00025959

エイサーの電子ブックリーダー、欧州で販売開始

 
 宏碁(エイサー)はこのほど、電子ブックリーダー「ルミリード(LumiRead)」をドイツなど欧州で販売開始した。価格は通信規格にWi−Fiを採用した最も安い機種で、アマゾンの「キンドル」最新機種より20ユーロ(約10%)割安の179ユーロ(約2万400円)。価格競争力を持たせた上でシェア獲得に取り組むとみられる。現時点で台湾での発売は未定となっている。18日付経済日報が伝えた。
 
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ルミリードはオペラ・ブラウザを通じてインターネットの閲覧も可能だ(オペラ提供)
 
 「ルミリード」はWi−Fi機種のほか、229ユーロの第3世代(3G)対応の2機種。ともに市場予測の250ユーロを大きく下回る価格となった。

 コンテンツはドイツの書籍取次大手で、電子書籍も扱うリブリと提携。また、米書店大手のバーンズ・アンド・ノーブル(B&N)や中国の方正科技(ファウンダー・テクノロジー・グループ)との提携も既に発表している。

 なお、王振堂董事長は先ごろ「電子ブックリーダーは読書家に適しているが、白黒スクリーンでマルチメディア機能も充実しているとは言えず、(米アップルの)『iPad』などカラーディスプレイで機能も充実したタブレット型パソコンに最終的な勝ち目がある」と述べており、タブレットPCをより重視する方針を示唆している。