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LEDメーカーの中国投資額、前年比5倍の400億元に【表】


ニュース 電子 作成日:2010年10月18日_記事番号:T00025967

LEDメーカーの中国投資額、前年比5倍の400億元に【表】

 
 17日付工商時報が中国メディアの報道を基に伝えたところによると、台湾の発光ダイオード(LED)メーカーによる中国での設備投資総額は今年、前年比5倍の400億台湾元(約1,060億円)に迫る水準となる見通しだ。
 
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 台湾LEDメーカーの中国投資額は、昨年は通年で2億4,000万米ドルだった。今年は8月時点で既に11億7,000万米ドルに達している。現地当局の投資優遇政策も追い風となっている。

 現在、中国進出している台湾LEDメーカーは8社以上。億光電子(エバーライト・エレクトロニクス)が福建省に設置したパッケージング工場が第3四半期から稼働、年末までに璨円光電(フォルモサ・エピタキシー)傘下の璨揚光電、晶元光電(エピスター)傘下の冠銓光電が生産を開始する計画で、また多くのメーカーの生産計画が来年以降に実現する見通しだ。

 業界関係者は、メーカー各社の狙いは今後2年間で成長が見込まれる液晶テレビ用LEDバックライトや、LED照明需要の獲得だと指摘している。