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台北市のバス路線再編、蘇貞昌氏が提案


ニュース 政治 作成日:2010年10月19日_記事番号:T00025973

台北市のバス路線再編、蘇貞昌氏が提案

 
 11月27日に投開票される台北市長選挙の民進党候補、蘇貞昌氏は18日、都市交通システム(MRT)の駅を核としたバス路線の再編など、台北市の交通事情を改善する6大政策を発表した。19日付自由時報が報じた。
 
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蘇貞昌氏は、歩道が歩きにくいという市民の苦情が最も多いと指摘。MRT周辺300メートル内の建物1階部分の歩道(騎楼)をモデルエリアに指定し、路面の平坦化や緑化を進める考えだ(18日=中央社)

 蘇氏は、現在台北MRTが9路線、バスは307路線あり、1日当たりの延べ乗客数は300万人に上るにもかかわらず、秩序立った路線計画ができていないと指摘。バス専用道路はピーク時1時間当たり130台が適正な交通量で、150台を超えると渋滞するなどの例を挙げ、当選すれば、MRTが毎年1本開通する計画に従いバス路線を簡素化し、少なくとも25エリアの渋滞解消を実現すると宣言した。

 また、バイク専用道路や優先道路を設けるほか、高速道路や主要道路以外では「歩行者第一、自転車優先」とする交通環境を築き、バイクから自転車への切り換えを奨励するとした。