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中国人観光客の自由旅行解禁、「当初は1日500人以内」【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年10月19日_記事番号:T00025981

中国人観光客の自由旅行解禁、「当初は1日500人以内」【図】

 
 毛治国交通部長は18日、中国人に対する台湾自由旅行の解禁について、当初はビジネス客を優先的に受け入れ、次段階で一般観光客を1日300~500人を上限に受け入れる方針を明らかにした。近日中に関連政策を公表する予定だ。19日付工商時報が伝えた。
 
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 毛部長は自由旅行解禁の対象となる中国人を、▽一般観光客▽ビジネス客▽金門島経由の「小三通」で離島を訪問する観光客――の3種類に分けた上で、個別に規定を定める考えを示した。一般観光客は人数が最も多く管理が難しいため、当初は1日当たりの上限を設ける方針だ。

 自由旅行が最も早く解禁される見通しのビジネス客は上限を設けず、中国側の企業が保証人となり、中国当局が事前審査を実施することで、台湾側の行政手続きを大幅に簡略化する方針を固めている。このほか、旅行会社による代理申請や保証金の納入の是非、滞在を認める期間などについても検討する。

 「小三通」利用者については、「団体での出入境」という制限を外すだけで自由旅行が可能とされるが、毛部長は「今後さらに検討が必要」としている。