ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台玻の太陽電池用ガラス、福建省で量産開始


ニュース その他製造 作成日:2010年10月19日_記事番号:T00025983

台玻の太陽電池用ガラス、福建省で量産開始

 
 19日付経済日報によると、ガラス最大手、台湾玻璃工業(台湾ガラス、台玻)が中国・福建省に新設した工場で、太陽電池のカバーガラスに用いられる高透過ガラスが既に量産に入った。年産能力は6万トンで6,000万米ドルの売り上げが見込めるもようだ。今後、太陽電池産業の発展に伴う工場拡充も計画している。

 台玻によると、第1期工事に5,000万米ドルを投じた同工場は、今後65%を中国市場、35%を日米欧などへ輸出する予定だ。

 先ごろ中国共産党の第17期中央委員会第5回全体会議で採択された「第12次5カ年計画」草案に基づき、中国政府は今後、太陽電池産業の発展を推進するとみられる。これを受けて関連部品の需要も引き続き高まる見通しで、台玻にも恩恵が期待できそうだ。