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太陽電池のソーラーテック、モジュールに参入へ


ニュース その他製造 作成日:2010年10月19日_記事番号:T00025984

太陽電池のソーラーテック、モジュールに参入へ

 
 太陽電池メーカー、昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)の張錦龍総経理は18日、米国に川下の太陽電池モジュール工場を設立し、自社ブランド「APEX」による生産・販売を検討していることを明らかにした。19日付経済日報が伝えた。

 張総経理は米国でのモジュール生産について、「米国市場を重視しており、同国に生産ラインを設置することで、より顧客に近い場所でのサービス提供とニーズの把握が可能になる」と述べた。

 同社は今年に入ってから業績が好調で、9月売上高は13億100万台湾元(約34億3,000万円)と、7カ月連続で過去最高を更新した。証券会社は同社の1〜9月の1株当たり純利益は5元に達すると予測している。

 張総経理によると、業界景気は市場で言われているほど悲観的ではなく、同社は現在、受注が良好でフル稼働となっており、今期も2%程度の小幅値上げについて一部顧客からの同意を得ているという。また6本目の生産ラインの設置を今月中に終え、来月から新たな生産能力として稼動することで、業績成長をけん引すると期待している。