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CSC、韓国・東部金属に5%出資【表】


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2010年10月19日_記事番号:T00025989

CSC、韓国・東部金属に5%出資【表】

 
 中国鋼鉄(CSC)は18日の臨時董事会で、477億9,900万ウォン(約34億8,000万円)を投じて、中低炭素フェロマンガンの世界3位サプライヤー、韓国・東部金属の株式5%を取得することを決議した。鄒若斉CSC董事長によると、東部金属は現在、CSC傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)に、年間需要8万トンの50%以上に当たるマンガン合金を供給しており、東部金属の大幅な生産能力拡充をきっかけに提携関係を固め、長期的な原料確保を図りたい考えだ。19日付工商時報が報じた。
 
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 CSCは、同投資計画は経済部投資審議委員会(投審会)による審査を受け、東部金属の取締役会で承認を得た後、有効となるとしている。

 鄒董事長によると、製鋼の強度を高めるために使用されるマンガン合金は、製鋼1トン当たり1〜1.5%の成分を占めるという。東部金属の年産量は25万トンだが、来年これを45万トンに拡大する計画だ。

 東部金属に出資後、マンガン合金の供給量が増えるかどうかについてCSCは、今後の話し合いで決まるとしている。