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プリンコ、特許侵害でフィリップスに再び敗訴


ニュース 電子 作成日:2010年10月19日_記事番号:T00025990

プリンコ、特許侵害でフィリップスに再び敗訴

 
 光ディスクメーカーの巨擘科技(プリンコ)が、オランダ系フィリップスの特許を使用したCD−R(データを1回だけ書き込み可能なCD)を契約を経ずに生産したのは特許侵害に当たるとして、智慧財産法院は18日、巨擘と同社子会社の巨擘先進、経営陣に賠償を命じる判決を下した。19日付工商時報などが伝えた。

 原告のフィリップスは、プリンコが契約を延長しないまま、2002年から08年8月にかけ生産を続けたのは特許侵害に当たるとして、昨年4月に損害賠償訴訟を起こしていた。

 プリンコはこれまでもフィリップスに特許使用契約違反で提訴され、08年8月には新竹地方法院で原告に8億7,558万台湾元(約23億円)と金利分を支払うよう命じる判決を受けていた。

 プリンコは同日、判決に基づく財務上の影響は約20億元で、仮執行により正常な経営に影響が出るとの見通しを明らかにした。