ニュース 電子 作成日:2010年10月19日_記事番号:T00025993
鴻海精密工業と子会社の富士康昆山電脳接挿件公司(中国江蘇省)は18日、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)にコネクターを供給する実盈(本社・台北県汐止市)に特許を侵害されたとする訴えを15日に米テキサス州東部連邦地裁に起こしたことを明らかにした。19日付工商時報が伝えた。
鴻海側は「CPUソケット」「DDR SO DIMM」「DCパワージャック」に関する特許を侵害されたと主張し、販売禁止や訴訟費用の支払いも求めている。
このほか、鴻海は実盈の中国子会社がCPUソケットに関する特許を侵害したとして、広東省知識産権局にも申し立てを行い、同局は18日に同省東莞市で立ち入り検査を実施した。
実盈は今年4月に興櫃市場(未公開株取引市場)に登録されたコネクター専門メーカー。クアンタ側は「部品の調達先は多角化しており、部品のサプライチェーンに訴訟による影響はない」と説明した。
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