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購買力平価ベースGDPが過去最高、初の日本超え【表】


ニュース その他分野 作成日:2010年10月20日_記事番号:T00026004

購買力平価ベースGDPが過去最高、初の日本超え【表】

 
 国際通貨基金(IMF)の最新経済見通しによると、台湾の2010年の購買力平価(PPP)基準による1人当たり域内総生産(GDP)は、前年から2,967米ドル増加し、過去最高の3万4,743米ドルとなった。行政院経済建設委員会(経建会)は「初めて日本(3万3,828米ドル)を超えた。台湾の景気が回復し、実質生活水準が日本を上回ったことがうかがえる」と指摘した。2001年には2万278米ドルで、日本を5,614米ドル下回っていた。20日付工商時報が伝えた。
 
T000260041

 
 経建会は、購買力平価を基準とした1人当たりGDPは、物価や為替相場の変動による要素を除き、より実際に近い購買力レベルを示していると指摘した上で、「日本と韓国は1人当たり名目GDPでは台湾を上回るが、物価が長期的に高水準にあり、購買力レベルは台湾に及ばない」と分析した。