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国光石化の環境影響評価、結論は年末か


ニュース 石油・化学 作成日:2010年10月20日_記事番号:T00026008

国光石化の環境影響評価、結論は年末か

 
 台湾中油傘下の国光石化科技(KPTC)が彰化県大城郷に計画している大型石油化学プラントの環境影響評価は、審査結果の判明が12月にずれ込む可能性が出てきた。20日付工商時報が伝えた。

 評価作業の遅れは、国光石化が9月末までに予定していた健康リスク評価資料の提出が今週まで大幅に遅れたことに加え、審査を担当する専門家のスケジュールが合わないためだ。健康リスクに関する専門家会議は開催時期が11月にずれ込み、最終関門となる環境影響評価委員会大会はそれ以降の開催となる。専門家会議も賛成、反対意見の激しい対立が予想され、11月中に評価手続きを終えるのは困難な状況だ。

 このため、国光石化をめぐる環境影響評価審査の結論は、11月27日の直轄市長選挙後になる可能性が高まった。