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LPGハイブリッド車補助延長、タクシー業界が陳情


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年10月20日_記事番号:T00026011

LPGハイブリッド車補助延長、タクシー業界が陳情

 
 台北市、台北県のタクシー業界代表は19日立法院を訪れ、ガソリンと液化石油ガス(LPG)を併用するLPGハイブリッド車に対するガス充てん補助金が今年末で期限切れを迎えることについて、制度延長を求める陳情を行った。20日付中国時報が伝えた。

 沈世宏・行政院環境保護署長は「2週間以内に補助延長に向けた検討を行う」と約束する一方、LPGハイブリッド車普及政策は、民進党政権が残した問題の多い政策で、「国民党は尻ぬぐいをしているだけだ」と不満を述べた。

 業界団体は、2012年までにLPGスタンドを150カ所設置し、LPGハイブリッド車を15万台普及させるとした当初目標は、達成不能になっていると批判した。

 業界団体によると、LPGスタンドは現在、台湾全土で41カ所にとどまっており、「普段ガスを充てんしようとしても、スタンドが見つからない」と指摘。補助金廃止については、「多くのタクシー運転手が5万~6万台湾元(約13万2,000〜15万8,000円)をかけて車を改造しており、コストさえ回収できない」として反対意向を示した。