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エイサーの米3位後退、「iPadとは無関係」=王董事長


ニュース 電子 作成日:2010年10月20日_記事番号:T00026015

エイサーの米3位後退、「iPadとは無関係」=王董事長

 
 宏碁(エイサー)の王振堂董事長は19日、市場調査会社ガートナーが先ごろ発表した第3四半期のパソコン出荷シェアで、米市場においてエイサーがアップルに抜かれ3位に後退したことについて、「原因は低価格ノートPC(ネットブック)の値下げ競争に当社が追随しなかったためで、アップルのタブレットPC『iPad』とは無関係だ」と述べ、市場や報道での「iPad人気の影響でアップルにシェアを侵食された」との見方を否定した。20日付工商時報が伝えた。

 王董事長はまた、タブレットPCが主要製品に成長することは認めつつ、「消費者は文書作成や画像処理、デザインを行うためには今後も一般のノートPCを利用する」と語り、「他の製品を殺すようなことはない」との考えを示した。

 さらに王董事長は、iPadの影響力は英米など限定された市場にしか及ばないが、エイサーのノートPC販売は世界中に広がっていると指摘し、「市場はわれわれ(エイサー)の言うことを聞く」と自信を示した。