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エイサー初のタブレットPC、コンパルが受注か


ニュース 電子 作成日:2010年10月20日_記事番号:T00026017

エイサー初のタブレットPC、コンパルが受注か

 
 20日付経済日報によると、ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は、宏碁(エイサー)初のタブレット型パソコン2機種のうち、10インチ機種を受注し、来年3月に出荷するもようだ。

 コンパルが受注したとみられるエイサーのタブレットPC10インチ機種は、エヌビディアのプロセッサー「テグラ2」とグーグルのOS(基本ソフト)「アンドロイド3.0」を採用するようだ。王振堂エイサー董事長は、「アンドロイド機種は来年、アップルのタブレットPC『iPad』を一気に抜き去り、シェア8割を占める」と好感している。

 なお、エイサーのタブレットPC7インチ機種は、来年5月出荷とみられる。委託先は未定で、コンパルのほか、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)と緯創資通(ウィストロン)もサンプルを出荷したもようだ。

 証券会社の予測では、コンパルは来年、主力機種を中心に、エイサーのノートPC出荷の約5割を受注し、最大委託先の座を維持する見通しだ。コンパルの来年ノートPC出荷は20%成長、過去最高の6,000万台と見込まれ、これにタブレットPCを加えると、成長率はさらに高まると見込まれる。