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富士康、成都にiPadライン52本設置か【表】


ニュース 電子 作成日:2010年10月20日_記事番号:T00026020

富士康、成都にiPadライン52本設置か【表】

 
 20日付経済日報などによると、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の富士康国際(FHI)は、四川省成都を米アップルのタブレット型パソコン「iPad」の新たな生産拠点とする計画で、既に1本目のラインで生産した製品を香港経由で米国に輸出したとの観測が出ている。中国メディアでは、来年第1四半期末までにラインを52本に増やし、年産能力を4,000万台まで引き上げると報じられている。
 
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 業界では、鴻海は広東省深圳市・龍華工場で行われているiPad生産を成都に分散する考えとみられている。この観測に対し鴻海は、深圳工場の生産に変動はないとコメントし、成都でのiPadライン設置も否定した。

 ただ鴻海は19日の董事会で、成都への追加投資8,000万米ドルを承認しており、累計投資額は1億米ドル、投資項目はタブレットPCとしている。