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鴻海のアップル受注、来年1.3兆元へ


ニュース 電子 作成日:2010年10月20日_記事番号:T00026021

鴻海のアップル受注、来年1.3兆元へ

 
 タブレット型パソコン「iPad」など米アップル製品の出荷が今後も伸び続ける見通しであることから、鴻海科技集団(フォックスコン)のアップルからの受注額は来年1兆3,000億台湾元(約3兆4,000億円)に達するとの予測が花旗環球証券(シティグループ・グローバル・マーケッツ)のチーフアナリスト、張凱偉氏から示された。20日付経済日報が報じた。

 花旗環球の予測によると、鴻海は2011年、アップルからの受注が、▽スマートフォン「iPhone」、7,000万台▽「iPad」、3,500万台▽携帯音楽プレーヤー「iPod nano」、1,000万台──となる見通しだ。

 アップルの今年第3四半期の出荷実績は、「iPhone」が前年同期比91%増の1,410万台と当初予測の1,150万台を上回った一方、「iPad」は部品不足などで419万台にとどまり、当初予測の500万台に届かなかった。ただアップルは、部品不足の解消後、大量に出荷すると表明している。

 アップルのサプライヤーとなっている台湾業者は、第4四半期の「iPhone」出荷台数は前期比2割増の1,600万〜1,700万台、「iPad」は600万〜650万台と楽観している。