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桃園空港でまた搭乗橋故障、乗客が雨中を移動


ニュース 運輸 作成日:2010年10月21日_記事番号:T00026036

桃園空港でまた搭乗橋故障、乗客が雨中を移動

 
 桃園空港第2ターミナルで19日早朝、パリからの長栄航空(エバー航空)88便が9番搭乗口に到着したところ、2つのボーディングブリッジ(搭乗橋)が故障していたため、乗客250人余りがタラップを降り、雨中を移動していたことが分かった。21日付蘋果日報が伝えた。

 空港側は「長栄航空機が予定よりも30分早く到着し、検査が間に合わなかった」と理由を説明している。しかし実際は、C9搭乗口で使用する2つのボーディングブリッジのうち、Aブリッジは今年4月に故障したまま修理が完了せず、Bブリッジのみを使用していた。同日はBブリッジも故障してしまったため、乗客はバス移動を余儀なくされた。

 同便に乗り合わせた馬以工監察委員は、空港側に1週間以内に報告を提出するよう求めた。

 第2ターミナルでは今年6月、D6搭乗口のボーディングブリッジが突然崩落する事故が起きたばかり。また今月15日にも、旅客が預けた荷物を自動分類するシステムが41時間にわたり故障し、仕分け作業を人手に切り替えるなど、同空港では最近トラブルが相次いでいる。