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11年の自動車販売台数、各社31万台以上を予測【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年10月21日_記事番号:T00026042

11年の自動車販売台数、各社31万台以上を予測【表】

 
 景気回復や海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)発効を受けて、自動車各社は来年の台湾自動車市場の規模を、今年並みから最高6.5%成長の31万台~33万台と予測している。21日付工商時報が伝えた。
 
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 各社の予測は、▽和泰汽車、32万台(横ばい)▽中華汽車工業、33万台(3.1~6.5%増)▽裕隆日産汽車、31万台(3.3~5.1%増)▽台湾ホンダ、32万台(0~3.2%増)──となっている(かっこ内の成長率は自社予測の今年の販売台数に対する数字)。

 最も楽観的な数字を示した中華汽車は、「今年は第4四半期に直轄市長選挙(11月27日投開票)の影響を多少受けるものの、10月15日までの販売累計は23万台と前年同期比20%増となっていることから31万~32万台となり、来年はさらに成長する」との見通しを示した。

 一方、裕隆日産は「景気対策信号は4カ月連続で『赤(景気過熱)』を示しているものの、自動車販売台数は月3万台を割っている」と指摘。円高やユーロ高で日系・欧州系メーカーは値上げを余儀なくされ、消費者の購買意欲に影響するとの見方を示し、来年を悲観しているわけではないが慎重に見守るとした。